圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ。
表紙はマンガ「刃牙」に登場する筋肉モリモリの怪力男、ミスター・アンチェインことビスケット・オリバ!
なかなか良い雰囲気をまとっている本ですな。
著者のポール・ウェイドは人生の大半を監獄で過ごしている。
本来は細目の体形だったのだが、監獄という生死がかかった環境で生き抜くために筋肉をつけた。
「自分を強く見せる」ことが監獄で生き抜くためには必要なのだ。
監獄なので筋トレで使えるような道具はない。だからこそ自分の体重を使った筋トレなのだ。
しかもジムで道具を使った不自然な動きの筋トレよりも、自分の体重を使った伝統的な筋トレの方が効果がある。と言うのが著者の主張。
この本で「ビッグ6」と呼ばれる筋トレは
- プッシュアップ:鎧のような胸、鋼のような三頭筋をつくる
- スクワット:エレベーターケーブルのような太ももをつくる
- プルアップ:引き戸のような背中、大砲のような上腕をつくる
- レッグレイズ:地獄のシックスパックをつくる
- ブリッジ:どんな戦いにも耐える背骨をつくる
- ハンドスタンド・プッシュアップ:健康的でパワフルな肩をつくる
これらが細かいステップに分かれていて、少しづつ上達させていく。
プッシュアップの例がアマゾンで写真付きで紹介されている。
プリズナートレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ
プッシュアップでは最終的に片腕での腕立て伏せを目指す。難易度が高そうだけど地道に筋トレを続けていくか。
監獄で実践されてきた筋トレなので、外に出ないひきこもり気味の人でもこれで筋肉モリモリになれるはず。
人や社会は裏切ることがあるけれど、自分の筋肉は裏切らない。筋トレはすればするほど自分の体は強くなっていく。
筋トレしよう。
私は気が付くと外出していないタイプなので、この筋トレ方法を実践していく計画。
体を鍛えないのも不健康だし、ジムに行く時間もお金も節約できる。
来年の夏までにはレッグレイズで腹筋を割る状態まで鍛え上げたい。
最終的には「ハンドスタンド・プッシュアップ」、逆立ちした状態で腕立てができるように目指す。
これができるようになるまでにはかなりの時間がかかりそうだけど頑張ってみるか!