音楽家の中でも特に有名なヨハン・セバスチャン・バッハ(1685~1750)。
みんな音楽の教科書や音楽室に飾ってある肖像画でその姿を見たことがあるだろう。
この肖像画、よく見るとバッハが楽譜を持っている。なんと!この楽譜は演奏できる曲なのだ!
タイトルは「14のカノン」。そしてこの曲には謎があるのだ。
楽譜には3つのパートしか書いていない。しかしこれが6つのパートになる。
言葉での説明は難しいので動画を見てほしい。
BWV 1087 - 14 Canons - YouTube
1つの短いメロディーを逆にして同時に演奏したり、それを鏡のように写したり、そしてそれが音楽として成立するというモンスター級の偉業を達成している。
あまりの天才っぷりに驚愕すること間違いなし。
何をしているのかよくわからない場合はこの動画を始めから見ると分かりやすい。
BWV 1087 - 14 Canons - YouTube
パソコンがない時代にこんなにも複雑な曲を書けるバッハの頭の中ではどんな音楽が流れていたのだろう??
一般的に人類史上もっとも音楽的な才能があったのはモーツァルトとされているが、バッハはモーツァルトとは違ったタイプの大天才であったことは間違いない。
見方によってはモーツァルトを超えているのでは?
あと「モーツァルトの音楽を聴くと頭が良くなる説」があるが、バッハの曲を一生懸命に聴いた方が頭が良くなると思う。
いつも頭を使って疲れている人にはモーツァルトが良いけど。
とにかく音楽が好きなら、音楽に興味があるならバッハは絶対に聴くべき。
さらに詳しいことを知りたいのならこちらの動画が丁寧に説明してくれている。素晴らしい。
【バッハ】14のカノンの謎を解く【第七回ボカロクラシカ音楽祭】 - ニコニコ動画
あなたはバッハが出してくれた音楽のミステリーを解明できるであろうか?