「酔えば酔うほど強くなる」。
そんな変わった拳法をマスターしているジャッキー・チェンが主人公。
ジャッキーのコミカルな動きと酔拳の相性が合いすぎる!
そして映画「マトリックス」でも酔拳の動きが見え隠れしているのに気が付いたであろうか?
どうやらマトリックスの監督も酔拳の動きに感動していたようだ。
調べてみたらユエン・ウーピンと言う「酔拳」の監督が「マトリックス」で武術指導を担当。(「キル・ビル」でも指導したそうな。)
「酔拳」も面白いのだけど1978年の映画でテンポの遅さがちょっと気になってしまう。
酔拳の説明があるのが良いけど、戦いが1対1ばかりってのが。。。
「酔拳2」ではジャッキーが多人数と戦うのがカッコいい。制作が1994年なのだけれど、古さを感じさせない。
もう公開から25年もたつのに「酔拳2」を越えるようなカンフー映画がなかなか出てこないな。
「マトリックス」で主人公であるネオが脳内に次々と格闘術をダウンロードする場面がある。
その時、一瞬だけモニターに映るのがこれ。
DRUNNKEN BOXING...
これは・・・、酔拳ではないか!
だからネオの動きが酔拳のようになるのだな、と納得したのであった。
直訳だと「酔っ払いボクシング」になってしまうけど、まあいいか。
ところで「酔拳」って飲酒が禁止のイスラム圏の国では放送できるのであろうか?
世界中の人に見て欲しい映画なのだが・・・。