ヨノギ式~幸せになるゾウ

自由に、楽しく。そういう生き方をしよう。時間的、精神的、経済的に余裕のあるライフスタイル。

「行かずに死ねるか!」~自転車で世界一周

自転車で7年5ヶ月かけて世界一周。

走行距離は9万5千キロ。

ちなみに赤道で世界一周の距離は4万キロ。

まっすぐ走っていれば世界を2周できる距離を自転車で走ったのか。凄いな。

著者の石田ゆうすけ氏、15歳で出身地の和歌山県を自転車で一周、大学時代には日本一周。

もともと自転車で旅をするのが好きな人なのね。

「いつかは自転車で世界一周する」との夢をもちながら食品会社の営業マンとして4年間ほど勤務して目標である500万円を準備。

占いの得意なオバサンに「あなたはスリルと冒険とは縁のない人生ね」と言われて「運命を変えてやる!」と決意し旅に出る。

出発した時期は、はっきりと書いてないけれど1994年であろうか?

まだネットも普及していなく、「はがき」や「トラベラーズチェック」など今となってはほとんど利用することがない物が出てくる。

旅の終盤でメアドを旅人同士で交換するようになるのは2000年ごろかな?

アラスカからスタートして南米の先端へ。

ヨーロッパを周ってからアフリカ大陸へ。

アフリカを周ってから再びヨーロッパに戻りそこから中東→アジアを走破して帰国。

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途中で同じように自転車で旅をする人達と出会うことがよくある。

自転車で世界を旅している日本人ってけっこういるのかな?

著者の石田さんが最も感動した遺跡はグアテマラにあるティカル遺跡。

ティカル遺跡はメキシコにあるマヤ遺跡と比べるとあまり有名でないけれど、規模が大きいのでとても見ごたえがある。

メキシコにある遺跡ほど整備されてなくジャングルの中にあるのが良いのかも。

神殿はけっこう高いので、登るのが禁止になる前に行った方がいい。

ピラミッド、アンコールワット、エアーズロック、のように観光客が増えすぎると登るのが禁止になってしまう可能性があるからね。

ティカル神殿からの景色は最高。

マチュピチュはあまり感動できなかったようだ。私はまだマチュピチュには行ったことがないのでいつか見に行きたい。

石田さんはその後にピラミッドやアンコールワットに行くのだけど、ティカルほど感動しなかったようだ。

旅に慣れすぎてしまって感動できない症状になってしまったのかも。

非日常的な旅も、長期間になると日常になってしまうからね。

ちょうどよい旅の期間ってどのぐらいなのだろうか?

自転車の旅も色々な人に助けてもらいながら続けて行くのだが、やはり良いことばかりではない。

強盗にあってお金を盗まれたり、病気になったり、生命の危機を感じることも。

実際に、途中で出会った旅人は雪山の中で亡くなってしまう・・・。

自転車での旅は本当に命がけなのだな、と感じた。

石田さんはずいぶんアフリカ大陸で感動したようだ。

アフリカには大地のエネルギーのような何かがあるのだろうか?

自然のエネルギーや野生動物もたくさん詰まってそうだし、いつかアフリカの大自然も体験してみたいな。

旅の本を読んでしまうと、旅に行きたくなる場所が増えてしまって困るww

疑問に思ったが国境を越える時にビザはどうしていたのだろう?

前に読んだ「冒険投資家 ジム・ロジャーズ世界大発見」では国境を越えるたびに、相当な苦労をしていたのだが・・・。

「冒険投資家 ジム・ロジャーズ世界大発見」~投資家が旅すると世界はこう見える - ヨノギ式~幸せになるゾウ

お金をもってなさそうな旅人だと国境の警備員もワイロを要求してこないのかな?

そう言えば、イスラエルの国境で入国のスタンプを押してくれない時はパスポートに20ドルをはさんで渡すとスタンプを押してくれる、との話を聞いたことがあるのだが本当であろうか?

うん、やはり旅は良い。予想できない経験ができる。

もっと色々な場所に行って、色々な人達と会ってみたい。