第69回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)受賞。文部科学省特別選定作品。
口コミの評価も高い。
とのことなので見てみた。
<内容紹介文>
イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは、心臓の病を患い医者から仕事を止められる。
国の援助を受けようとするが、複雑な制度が立ちふさがり必要な援助を受けることが出来ない。
悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと二人の子供の家族を助けたことから、交流が生まれる。
しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく
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それにしてもイギリスってこんなにも理不尽な社会なの!?
あまりにも不条理すぎてカフカの「審判」を読んだ時の感情がよみがえってきたよ。
ルールの通りに手続きをしようとしているのに、なかなか物事が進まない主人公のダニエル。
対応する役人は役人で、ルールにそって仕事をしなければいけない。
そしてあまりにも困窮な生活に追いつめられるシングルマザーのケイティ。
モヤモヤとした怒りと悲しみが湧き出てきたけど、登場人物たちのお互いが助け合うシーンでどうにか救われる。
のだが…。
ところで「あなたどこから来たの?ロンドン?ここのなまりには慣れた?」
みたいな会話が映画で出てくるのだけど、同じイギリスの中でも地域によってそんなに発音の違いがあるの?
ちなみに映画での英語はほとんど聞き取れなかった…。