2018年の富豪ランキング第3位であるウォーレン・バフェットの伝記。
バフェットさんは世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイのCEO。
「オマハの賢人」とも呼ばれる。
投資スタイルはお買い得の株を探し出して、基本的にずっと持ち続ける。
投資と聞くと、トレードを繰り返して資産を増やしていくイメージがあるけれどこのようなスタイルもあるのだ。
読書と数字が大好き。
趣味はブリッジというトランプゲーム。
資産に比べると質素な生活をしている。
好きな食べ物はマクドナルドとコーラ。
7歳だった時クリスマスに欲しがったのは「債券販売術」という本。
そして少年のころから新聞配達、ゴルフボール拾い、競馬予想の新聞の販売、など色々な仕事したり自分で仕事を始めている。
11歳の時に初めて株を買う。
十代の少年としてはお金を持っていたが、人見知りの性格でモテなかったようだ。
↓もっと詳しいことを知りたければ↓
私のバフェットさんのイメージは「あまり苦労せずに投資で大儲けしている人」であったけれど「スノーボール」を読んでイメージが変わった。
どんなにお金を持っていても、家族問題や心理的な問題は避けられないものだ。
そしてお金持ちになってからも、母親との関係、企業での裁判があったりと苦労が。
金持ちになっても悩みから完全に解放されるなんてことはないのだね。
勉強になりました。
バフェットさんのパートナーであるチャーリー・マンガーがびっくりするほど登場が少なかった。ちょっと残念。
実は仲が悪いのでは・・・と考えてしまう。
ちなみにマンガーさんは95歳で健在のようである。
「スノーボール」は上中下と3冊もある本なので、読もうと思ったなら多少の覚悟と時間が必要になる。
私も去年から少しづつ読んでいて、ようやく読み終えることができた。