インドのアムリトサルに近づくにつれてこんな話を耳にするようになる。
「アムリトサルに行くのなら、パキスタンとの国境を絶対に見に行け」と。
そんなに多くのインド人がおすすめする場所なら行くしかない!
インドとパキスタンの国境を閉じる儀式を毎日やっているらしい。
でもアムリトサルからパキスタンの国境ってどうやって行けばいいの!?
と思っていたけど、アムリトサルではパキスタンとの国境に行くのがかなりメジャーで、アムリトサルの街を歩いていれば勝手に誰かが勧誘してくれる。
アムリトサルに居る時は、無料の宿で知り合った日本人の旅人とだいたい一緒に行動していた。
この時
「リキシャーを貸し切りで、2人でゆったりとパキスタンの国境まで行けるよ!」
と勧誘されてお金を払ったのだが…
めちゃくちゃギュウギュウ詰めのリキシャーだったw
まぁインドだからお金が絡んだら人の言う事なんてそこまで期待してないけどねー!
でも完全なるウソは酷すぎないかい?
これならバスで行っても良かったかもしれないけど、帰りのことも考えるとリキシャーを利用して正解だったかも。
まっすぐの道をひたすら進むだけだから、バイクをレンタルできれば自力でも行けるね。
途中で少しだけ休憩があった。
短時間なのに休憩があるなんてインドでは珍しい。
何か有名な建物なのかな?
リキシャーを降りて歩くとすでに多くの人。
人数が多いのに、セキュリティーのゲートが少ししかなくて
「おいおい、セレモニーが始まるまでにみんな通れるのかい?」
と心配になるレベル。
到着時間がやたらと早すぎると思っていたけど、こういうことか…。
このあたりはインドもお役所仕事だね。
列がなかなか進まない。
途中からセキュリティ・チェックがいい加減になったのか、あれだけ人がたくさん並んでいたゲートを無事に通る。
再び歩き進めると、大きな建物が見えてきた。
これが国境のゲートなのか!?
こんな巨大な国境、今まで見たことがないぞ!
中に入るとすでに多くの人が!
これが国境なのか!?
スタジアムではないのか!?
歌って、踊って、メチャクチャ盛り上がるインド人。
パキスタン側の方が落ち着いている。
何なのだこの差は…。資金力か?
かなりオーバーな動作の行進。
でもなぜかこの場所だとやりすぎ感がない!
インド側には司会のアニキがいるのだけど、この人がメチャクチャ盛り上げてくる!
軍隊のいるのがもったいないほどの司会とトークの技法を持っている。
パキスタン側の黒い軍服もカッコいいね。
こんなに盛り上がって楽しいとは思わなかったよ!
これを毎日やってるだなんて!
国境のゲートを閉めるだけなのに!
リキシャーで一緒だったインド人は興奮しっぱなし。
アムリトサルに戻ってからも大はしゃぎ!
ってここまでワイの写真で国境の紹介をしたけど、やっぱり動画の方が伝わるよねw
でもやっぱりナマで見ないと、この興奮、この熱気、この盛り上がりは伝わらないよ。
アムリトサルはシーク教徒の総本山の素晴らしい場所なので、絶対に1度は訪れよう。
そしてアムリトサルを訪れた時は、必ず国境のセレモニーを見に行こう!
では良い旅を!