チャイコフスキーのピアノ協奏曲、と聞いてもピンとこない人もいるかもしれないけれど、聞いてみれば
「あ~、これどこかで聞いたことある~~」
と思うこと間違いなし。
この有名な始まり方、壮大で優雅なメロディーなのだけど残念なことに流れるのはこの最初の部分だけ。
同じメロディーが曲中に出てくることは二度とない…。
なので最初のメロディーがまた流れてくるのを期待しないように!
それでも良い曲なので最後まで聴いても損することなし。
個人的には最後の1分はけっこう気に入っているのでよく聴いてる。
この曲、チャイコフスキーが34歳の時に作曲。
最初は友達でピアニストのルビンステインにボロクソけなされたが、めげずに作曲。
チャイコフスキーがめげない性格で良かった良かった。
もしチャイコフスキーがめげてしまう性格だったら、音楽史から貴重な1曲が誰にも知られずに消えてしまうところだった。