「FX取引」と聞くと、パソコンの画面が4つぐらいあって一日中それを眺めているイメージがある。
でも、それだと日中は他の仕事をしている人はFX投資ができないことになってしまう。
だけれどこの本では兼業や趣味でもFXをして稼げる方法が書いてある。
「ロンドンFX」でオススメしている投資方法は:
- 金利や金融政策、経済指標などの要因(ファンダメンタルズ)の大きな波に乗って中長期で大きな値幅を狙い、大きく効率よく稼ぐこと
- 値動きが大きいユーロ/ドルやポンド/ドルといった欧州通貨ペアで取引すること
- 通貨ペアの力関係を考えて取引する
- ロンドン市場は、世界の為替取引高の4割以上を占める
- 欧州時間(日本時間16時~翌2時)は、次のニューヨーク時間へと引き継がれる時間帯でもあり、世界中の投機資金が集まり、最も大きくレートが動く
注意点:
- 長い期間で考えなくてはいけないので、どうしても損切のポイントが大きくなってしまう。
- ポンドは「殺人通貨」と呼ばれるほど動きが激しい
- 長期で保有していると、2015年1月15日のスイスフランが一瞬で暴落したのと同じような出来事が起こる可能性も
2015年までのユーロとポンドの為替市場で起きたハプニングを知ることができる。
個人的にはチャートを見ながら予想する方法しかまだチャレンジしていないので「こんな考え方もあるのだな」と思うところがあり参考になった。
最新情報をチェックしたい人はブログを見るといいね。
1日に何回も短い時間で取引したい人にはあまり合わない本かも。
でも最後に「ベガス方式」という手法を紹介しているので、短期勝負の人でもそこは読む価値がありそう。
「ベガス方式」は簡単に説明すると「移動平均線を12、144、169に設定」して見る、とのこと。
私もチャートを見ながらあとで検討してみよう。