この曲のメロディーは世界でもっとも有名で、もっとも多くの人々から愛されているのでは?
しかし、悲しいことになぜかタイトルをなかなか覚えてもらえていない。
これを機に覚えよう!
この曲はモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
均等のとれた美しいメロディー、演奏時間も長くなく、楽器編成も巨大でない。
バランスのある、誰もが聴いたら好きになってしまう曲なのだ。
とても明るい雰囲気なのだが、実はこの曲、モーツァルトは父の死の2ヶ月後に完成させている。
父親の死の悲しみを、あえて明るい曲を書くことによって癒そうとしたのか?
第2楽章で少しだけその悲しみが聴こえるような気もする。
第3楽章は東武東上線池袋駅の3・4番線発車メロディーに使用されているそうだが本当?
そして第4楽章も良い曲なので聴いてみよう。
教養のある人間を目指している、もしくはそう思われたいのなら絶対に聴いておかないといけない!
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」はドイツ語で「Eine Kleine Nachtmusik」。
「Eine=冠詞(英語でいうa)」「kleine=小さい」「Nacht=夜」「Musik=音楽」という意味。
「ナハト・ムジーク」・・・英語で言えば「ナイト・ミュージック」。
なんだかとても似ている!
どうりでドイツ人は英語をすぐに話せるようになるわけだ!
あと伊坂幸太郎の小説でも「アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)」がある。
ファンの方は一読あれ。