音楽も軽快でノリノリのこの練習曲、聴いてるだけでは分からないけれど、ななんと!右手は全て黒鍵で弾いてるのである。
ピアノの黒い部分だけを使って作曲してしまうショパンのチャンレジ精神と才能はすごい。
ピアノの黒い部分だけを使った音階はどこか日本的な響きがするので、この曲は日本人にとって相性が合うのではなかろうか?
だがショパンはあまり気に入ってなかったそうな。名作でも満足しないショパンの職人根性か!?
「右手は全て黒鍵で弾いてる」と言ったけれど実は1回だけ黒鍵を使わない瞬間がある。
それを見つけることができるかな?
答えは最後に書いておく↓
このCDを演奏しているアシュケナージは「女性が弾いているのか?」と感じてしまうほど繊細で綺麗なショパンを聴かせてくれる。
最初はロシアで活躍していた演奏家で、ロシアにいる時は国家に監視されていてなかなかの苦労をしたそうだ。
海外で演奏する時もスパイのような人が付いてくるとか。
国家がストーカーみたいになると手に負えないね。
では最後に、この曲で黒鍵を使わない瞬間。
それは・・・
・・・ ・・・ ・・・
・・・ ・・・
・・・
1:15の瞬間でした。
楽譜だと66小節目。
よ~く聴いて、よ~く確かめてみよう。