香港からロンドンまでも旅も最終章!
<内容紹介文>
『イタリアからスペインへと回った“私”は、ポルトガルの果ての岬サグレスで、ようやく「旅の終り」の汐どきを掴まえた。
パリで数週間を過ごしたあとロンドンに向かい、日本への電報を打ちに中央郵便局へと出かけるのだが―。
Being on the road―ひとつの旅の終りは、新しい旅の始まりなのかもしれない。
旅を愛するすべての人々に贈る、永遠の「旅のバイブル」全6巻、ここに堂々の完結!』
深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】
旅が終わりそうな時がくると感じる妙な空虚。
すごいわかる気がする。
日本に帰りたい気持ちもあるような、帰りたくないような。
旅を終わらせたいような、でも終わらせたくないような。
これは長期で旅をしたことがある人にしかわからない感覚かもしれない。
そんな感覚を味わえるぐらいの長期の旅に、ワイもまたいつかまた出発してみたい。