「NLP」はNeuro-Linguistic Programmingの頭文字で、神経言語プログラミングと言われている。
前から気になっていたキーワードでもあるのでこちらを読んでみた。
半分ぐらいマンガなので、読みやすくて初心者にとっては嬉しいね。
人間には特定の入力に対して起動するプログラムがある。ならそのプログラムを書き換えればいいのではない?という考え方。
不幸を作り出すプログラムを解放して、幸せになるプログラムをインストールするのだ。
でもこれって言葉で言うのは簡単だけど、実行するのは難しい。。。
プログラムは無意識によって安全と安心を確保するために作られ、無意識はなんと!意識の2万倍の力があるという説もあるとか。
決めるのは意識だけど、やるのは無意識。「わかっちゃいるけど、やめられない!」現象、誰にでも1度は経験があるでしょ?
無意識を書き換えるNLPの手法としては
- 自分の価値観をというフィルターを通さないで、物事を見る
- ディソシエイト、自分を客観的に見る
- リフレーム
などがある。
なんだか「物事をあるがままに観察する」と言う瞑想にも共通する教え。
リフレームはネガティブだった反応をポジティブなプログラムに書き換えること。
簡単に言えば「ポジティブ思考なろう!」。
例えば
- 彼氏・彼女にフラれた・・・死にたい→新しい彼氏・彼女を探すチャンス到来!
- 仕事でリストラされた・・・もうダメだ→他の仕事にチャレンジする機会ができた!
自分の状況に合わせてリフレームして生きていこう!
この本で印象に残った言葉を書いておく
- 自己承認:「こうでなければならない」、「こうあるべきからだ」から限りなく解放された状態。
- 現代人の多くが自分自身に対して「空虚さ」を感じている。 そして、その空虚さを作り出しているものの正体は過剰な価値観なのだ。
- 良い悪いを決めているのは人間の価値観。 学歴、地位、名誉、収入、持ち物。 これらで「良い・悪い」が決まるわけではない。
- 自分自身を見た時に何が見えるか? そこにはただ自分がいるだけではないか? その自分は独特で、世界に一人しかいないかけがえのない存在ではないのか?
- あなたは、新たに何かを得ることによって豊かになるのではなく、すでに持っているものを手放すことによって豊かになれるのです。
おっ、なんだか最後の2つの言葉はスピリチュアル系や瞑想系の本にでも出てきそうな言葉ですな。
それも私のフィルターを通した感じ方なのかもしれないけど。