写真を見てからずっと行きたかった「生きている木の根っこ橋」にとうとう行くことに!
しかしテンションが下がるほどの雨。
世界的な多雨地帯で晴れを期待する方が無理ってことなのかもしれないけど。
さて、まずはティルナという場所に行かなければならない。
宿の主人によるとこの交差点で待っていればバスが来るとのことなのだけど…。
バス停も時刻表もないのだけど、待っていたらバスが来た!
バスの本数はほとんどなさそうなので、バスを逃したらタクシーで行くしかないね。
そんなに遠くないので、タクシーで行ってもいいかも。
そしてバスはここで降ろされた。
何もない…。

標識に従って左に曲がる。
ここでは63って縁起が良い数字なのかな?

ちゃんとティルナ村に到着したようだ。

ここから徒歩でノングリアット村を目指すよ!

その前にチャイでエネルギー補給。
感じの良い若者が調理している食堂だったのでついついフライドライスも注文。
ではノングリアット村を目指します!
途中にちょっとした売店ならあるよ。

そういえば今いるメガラヤ州のメガラヤは「雲の住処」との意味だそうな。
ひたすら階段を降りて行く。
バックパックを背負っていたら体力がもたないな。
背負って歩いている人もいるけど、大きな荷物はチェラプンジの宿に預けておいたほうが絶対にいい。

土砂降りの中を進んで行く。

本当にひたすら階段を降りて行く。
こんなに階段を下って行くのは初めて。
他に交通手段がないし、これからもできる気配もないので、本気で「生きている木の根っこ橋」を見に行きたいのなら体力があるうちに行かなければ不可能になる。

ようやく最初の「生きている木の根っこ橋」に。
ワクワク。

キター!!

まさに大自然の力を活かした橋!
人が多かったらけっこう混雑しそうだね。
定員が2名だけの橋ってなかなかスリリングだな。

さらに先に進む。
暗くなる前に到着しなければ迷子になりそう!

雨季なので川の水量が多い。

高所恐怖症なので、ちょっと怖い。

なかなか長い橋だった。

曇っているから早く暗くなりそう。

階段は登りもあるよ。

短いけど2番目の「生きている木の根っこ橋」!

こちらの橋の方が昔からありそうで、がっしりとした頑丈な作りになっている。
橋と言うかもう道のようになっている。
橋を渡り階段を登るとお目当ての宿に到着した。

宿にある地図を見ると、念願の「2階建ての生きている木の根っこ橋」が宿のすぐ近くにあるではないか!
見に行こうっと!
これは大好きな風景だな~。
とてもアジアンなテイスト。
インドではなく、もっとアジアよりの田舎に来た気分。

ほぼ消えかかっている案内。
しかし知る必要があるのはdoubleという単語のみ。
なぜなら目的は「2階建ての生きている木の根っこ橋」だからだ!

宿のすぐ近くにあるよ!

来ました!
念願の「2階建ての生きている木の根っこ橋」!
通称「ダブルデッカー」!!
どうして橋が2本あるのか!?
昔は交通量が多かったとか!?
それとも交通の中心部で予備のために橋を作ったとか!?
新しい細い根っこが垂れ下がっているのが橋が生きている証拠!
この橋を完成させるのにどのぐらいの時間がかかるのだろう?

足場は根っこが複雑に絡み合っていて、石で補強もされている。
撮影スポットに集まる人達。

手すり部分の根っこの太さも力強い!

何回も行ったり来たりしたから変な人だと思われていた可能性も…。

まだ時間に余裕がありそうなので、この先にあるレインボー・フォールに行きます!

なぜかいきなり広場がある。
運動場かな?

宗教的なオブジェを発見。
インドの北東部はキリスト教が多いのだけど、これはキリスト教ではないな。

途中に比較的まだ新しいと思われる木の根っこ橋が!

これが時間と共に根っこが成長すると複雑な構造になり、頑丈になるのだろうね。

雨が多いから土砂崩れにも注意ですな。

なかなかワイルドな道を進んでいく。
他に誰も歩いている人と会わなかったな。

滝の音と水煙が見えてきた!
水煙で虹ができるのでレインボー・フォールって名前らしい。
乾季なら滝つぼで泳げるそうな。

雨季は泳ぐというか自殺コースになってしまうね。
では滝を見たから帰りますか。
足が濡れるのは好きではないけど、ここでは諦めた。

とてもキレイな青い蝶と出会った!
まるで踊っているようだった!

木の根っこ橋と人工的な橋。
他にもたくさん滝がきっとあるね。

森の中にも家がある。

思ったよりも時間がかかったけど、真っ暗になるまえに帰ってこれて良かった。
「生きている木の根っこ橋」、大自然のパワーを感じる名所。
まさにパワースポット!
歩くのが辛い歳になったら訪れるのは不可能なので、行くのなら体力がある若いうちに行った方が絶対にいい!
ノングリアットはインドの中でもおすすめする場所。
では良い旅を!