ワイはブルックナーの音楽がとても好きなので、ブルックナーの本を読むことにしている。
音楽の専門知識があるわけではないので、全てを理解できるわけではないのだけど。
<内容紹介文>
『その荘厳な響きと、時代を超越した深い精神性で、近年とみに人気が高いオーストリアの大作曲家ブルックナーの交響曲は、一方で当時の様式とかけはなれていたがゆえに、周囲の人間または本人の手による改訂が全体の半分におよぶ作品について行われた。
それゆえ「稿」「原典版」「改訂版」の問題が常に演奏の現場、そして聴衆の側につきまとっているのである。
評論家、指揮者、そして放送の解説者として長年にわたりブルックナーにかかわってきた著者の評論は、具体的な事例を挙げながら、明快な視点で〈1番〉〈4番〉〈9番〉など主要な交響曲について楽譜と演奏の問題の両面から分析している。
〈5番〉〈7番〉〈8番〉では、日本が誇る世界的なブルックナー指揮者である朝比奈隆氏との対談も収録されている。』
ブルックナーの音楽はハマると深い。
色々なバージョンがあるけど、細かい違いはあまり気が付かないね。
録音で出ているのはだいたい最終稿なので、それを聴きこんだら原典版を聴くと面白い。
「え~~~!最初はこんな曲だったの!?」
という衝撃を受ける。
そりゃ録音もない時代にこんな音楽を聴かされても理解はできないだろうさ。
ワイは自由に音楽が聴ける時代に生まれてラッキーですな♪
ブルックナーの交響曲の原典版が気になった人はこちらがオススメ。
こちらはなんと!ブルックナーが練習で作曲した交響曲も録音されているのだ!
ブルックナーが好きな人なら絶対に聴かなければならない!!
そういえば、シベリウスの交響曲5番にも原典版があるのだけど、こちらはほぼ知られてないのはなぜなんだろう??