第二次世界大戦時、ドイツ軍が誇った世界最強の暗号<エニグマ>。
世界の運命は、解読不可能と言われた暗号に挑んだ、一人の天才数学者アラン・チューリングに託された。
英国政府が50年以上隠し続けた、一人の天才の真実の物語。時代に翻弄された男の秘密と数奇な人生とは―?!
という実話のストーリー。
実話だから見ようと思ったのと同時に、実話だから内容がかたくて退屈な映画かも、とも感じていた。
まぁとりあえず見てみた。
すると・・・見てよかった!予想をはるかに超えた良い映画!
実話をこれだけ楽しめる映画に仕立て上げるなんて素晴らしい!
暗号を解いている時代と、暗号を解いた後の時代。この2つの時間軸を交互に見せる構成が効いている。
ストーリー的には「暗号を解いたぞ!バンザイ!」で終わるのかと思いきや…。
あとは自分の目で確かめてちょうだい。
キーラ・ナイトレイが出演していたのが嬉しい誤算。この映画で出てくるとは全く知らなかった。
キーラ・ナイトレイは「穴」と言う映画を見た時からファンだったりする。
有名な映画ではないけれど、かなりハラハラ楽しめる映画。
黒澤明が監督の1950年の映画「羅生門」が好きな人なら気に入るかと。
「羅生門」は日本人なら見ておいて損はないので時間がある時に見るべし。
キーラ・ナイトレイの他にもマーク・ストロングが出てきたのも嬉しかった。
マーク・ストロングは有名な映画だと「キングスマン」に出ている。
個人的には「記憶探偵と鍵のかかった少女」がマーク・ストロング主演のオススメ映画だけど。
「記憶探偵と鍵のかかった少女」と言えばタイッサ・ファーミガ・・・
映画の話をし始めると連鎖的に止まらなくなるので、これぐらいにしてこう。
ではでは。