ヨノギ式~幸せになるゾウ

自由に、楽しく。そういう生き方をしよう。時間的、精神的、経済的に余裕のあるライフスタイル。

「10倍速く書ける 超スピード文章術」

何の準備もしないで文章を書き始めてはいけない。

まずは文章の「素材」をできるだけ多く用意すること。

その「素材」を元にして設計図を作る。

細かいことにはこだわらずに一気に書き上げる。

見直すにはそれからだ。

「素材」とは何か?それは

  • 事実
  • 数字
  • エピソード

「どう書くか?」ではなく「何を書くか?」に集中すること。

10倍速く書ける 超スピード文章術

素材

  • 「どうやって書くか?」は考えない
  • 「何を書くか?」に集中する
  • 「独自の事実」と「エピソード」と「数字」を集める
  • 魅力的な素材を「表現」にまとめようとしない
  • 長い文章を書く時は、多めに素材を集める

 

読者と目的

  • 「読者に感じてもらいたいこと」を決める
  • 頼まれて書く時は、依頼者に「真の目的」を確認する
  • 「みんな」に向けて書かない
  • 具体的な「1人の読者」を特定する
  • 読者が決まらければ「知人の1人」に決めてしまう
  • 読者の「興味」と「知識レベル」を調べてから書く

 

素材集め

  • 素材集めの方針は「多く集めて、あとで削る」
  • ひらめいたアイデアは、「その場で」スマホにメモする
  • 見たもの、聞いたこと、感じたこと、全てメモする
  • 散歩など、別のことをやりながら素材に考えを巡らせる
  • 移動中などスキマ時間を活用して素材を集める
  • 他人と雑談して素材を「生み出す」
  • 1つの素材から連想して、素材を増幅させる

 

素材構成

  • 集めた素材を「一覧」できる形にする
  • 目の前の読者に「しゃべって伝える」ことを想像して素材の順番を決める
  • 書き出しに「常套句」を使わない
  • 書き出しには「その先を知りたい」と思わせる内容を書く
  • 文章の最後は「オチ」が見つからなければ「まとめ」を書く

 

執筆

  • 基本方針は「多く書いて、後で削る」
  • 「読者」と「目的」を目に見える場所に書いておく
  • 一度書き始めたら、中断せずに最後まで書ききる
  • 調べたいことはマークをつけて後回し
  • 書いている時は「全体の分量」を気にしない
  • 分かりやすい文章を継続的に読む

 

推敲

  • 最初に書いた文章を、絶対にそのままにしない
  • 「大きな論理」と「素材が適材適所に置かれているか」チェック
  • 「説明不足」と「ウザさがないか」チェック
  • 「語尾」だけを見て文章のリズムを整え、誤字脱字をチェック
  • 自分が正確に理解できない個所を1つ残らず潰す
  • 「何も知らない人」を想定し、専門用語や意味不明な言葉を噛み砕く
  • 意味不明な「形容詞」を「素材」に置き換える

著者の上坂さん、本1冊を4~5日で書いてしまうそうな。

恐るべしスピード。

この本に書かれているメソッドを使えば、文章を早く書けるようになり、仕事の効率もアップすること間違いなし。

「キユーピー3分クッキング」だって素材が準備されているから3分で完成するのだ。

何事も「準備と段取り」が大切。

それさえできていれば8割は完成したようなものだ。

「お前はもう書けている」

そう感じられるぐらい、準備に時間をかけてみようか。