暗号通貨がこれからたどる道の一つかもしれない。
ビットコインなどの暗号通貨に興味がある人なら読んで楽しめる。
<内容紹介文>
『2018年──下流に堕ちた日本人と、安い労働力として呼び寄せられた移民たちは「円」を捨て、電子貨幣による非課税の経済圏を作り始める。
そんな環境の中で、若いフリーランスのITエンジニアたちが時代に抗い、世界を切り開いていく近未来青春サスペンス。』
人物の登場や行動、イベント発生がちょっと強引なところがあるけど、ストーリーを必然性をもたして進めるのは本当に大変だよね。
イベントにもっと有機的なつながりがあるといいな。
作者の書きたいことがまずあって、それに合わせて登場人物の行動やストーリーが進んでいる印象。
舞台は東京なので、東京に住んでいる人ならよりリアルに読める。
あと作者は自転車も好きそう。
自転車乗りが好きな人も楽しめそうな感じ。