マーケティング、人間関係といったごく一般的な制約条件に付いてTOC(制約条件の理論)をどう用いたらいいのか?
ゴールドラット博士はTOCを単なる生産管理の理論から、さまざまな業界のあらゆる問題解決に応用できる<思考プロセス>へと発展させた。
その成果としてまとめられたのが本書である。
と本の裏には書いてある。
っで制約条件の理論ってなに!?
って人はWIKIさんを読んでみて。
思考プロセスはプロジェクトの開始と実施の各ステップ間を管理者がくぐりぬけるのを助ける一群のツールである。思考ツールの論理的フローでの使用は、説得のプロセス:
- 問題について同意を得る
- 解法の方向について同意を得る
- その解法が問題を解決できることについて同意を得る
- いかなる潜在的否定的波及効果も克服することに同意する
- 実施する際のいかなる障害も克服することに同意する
を進める助けになる。
むむっ、難しい。。。
読んだからといって、この考え方がマスターできるわけでもないけど、ストーリー仕立てになっているので、楽しみながら「制約条件の理論」に触れることができる。
前作の「ザ・ゴール」を読んでない人はまずこちらを先に読むべし。
前作の方が舞台が工場だったので場面のイメージがしやすかったし、ストーリーも楽しめた。
かなり有名な本なので一般教養として読んでみるのも大いにあり。