シャングリラのバスターミナルまでは、どのバスに乗って行けばいいのか結局わからないままだった。
バスターミナルまで宿のアニキに原付バイクで送ってもらったので。
ローマの休日ならぬ、シャングリラの休日っと言ったところか。
シャングリラのバスターミナルのIDチェックや荷物検査はユルユルだった。
チベットに近づけば近づくほどセキュリティーが厳しくなるのかと思ったら、今までで最もセキュリティーのチェックが甘いのではないかな!?
寝台バスはこんな感じ。
完全に平らな場所で横になって寝ることができる。
通称「ダメ人間になる寝台」。
いや、ワイが勝手に名付けた。
背の高い西洋人だと体が伸ばせなくて逆にツライかも!?
自分の身長が高くなくて良かった~、と感じる数少ない瞬間である。
タイ人などの外国人の姿を見かけた。
バスは18時にシャングリラ発、翌日8時に昆明に到着予定。
行きと違って下り坂なのでバスは順調に進んでいく。
このままだと予定よりもだいぶ早く昆明に着いてしまうのではないの!?
そんなことを考えながら寝台バスでウトウト。
が!気が付くとバスが全く動いていない!
深夜の2時ごろだった。
休憩所にいるのかな?
そう思って外に出てみたら寒いだけで何もない場所。
周りには他のバスや車もなぜか停まっている…。
バスの運転手に聞いてみても何を言っているのかさっぱりわからない。
とにかく運転手が指をさした方向に歩いてみると…
なぜか道が封鎖されている。
なぜなんだ!?
落石か?それとも事故か?
考えてもわかるわけがないのでバスに戻って寝ることにした。
目を覚ますと。。。
まだバスが動いていない!
もう早朝の5時なんですけど!
といくら思ったところでバスが動くわけでもないのでまた寝る。
ウトウトしてると6時ごろにバスがやっと動き始めた。
やれやれ。昆明に到着するのは何時になることやら。
と心配したけど、昆明に到着したのは予定より1時間しか遅れていない9時。
もし道路が封鎖されてなかったら早朝の5時ごろに昆明に着いたのでは!?
中国のバスは意外と早いのである。
↓中国で移動する時は便利。