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さて、結論から言うと「行かなくても良い」かもしれない。
苦労して行った割には、思ったよりも古き良き雰囲気の村でもない。
まぁワイが到着したのは午後で、すでに現地の人はシエスタ!?に入っていたのも要因だが。
途中で年配の日本人の夫婦と出会ったけど、朝はそこそこ店も開いていて雰囲気は出ていたそうな。
だから行くなら朝早く出発した方が良い。
もしくはツアーに参加するとか。
ワイもけっこう早く出発したつもりだったのだけど。。。
マップス・ミーを見てたら古い城壁があるみたいなので、ソンタイからドゥオンラムに直行しないで寄り道してしまった。
ソンタイのバスターミナルから歩いて10分ぐらいの場所にある。
橋を渡って中に入る。
中にはこんな塔みたいのが建っている。
ハンモックで寝ているのはおそらく、このお店!?の人ではなかろうか。
問題はここからだった。
バスターミナル付近ではたくさんいたバイクタクシーがここでは見かけない!
話しかけられるのがあんなに嫌だったのに、今では話しかけて欲しい。
どうしたものか。
兄さんたち、暇ならワイをバイクに乗せてくれ。
仕方がなく大通りまで歩くことにする。
歩いてる人なんていない。
みんなバイクが自転車。
暑すぎて体力がみるみると奪われていく。
ようやく大通りに出て力尽きてお昼ご飯を食べることにする。
暑すぎて普段は飲まないコーラまですすめられるがままに注文してしまう。
ここで店の夫婦に「ドゥオンラムに行くんだ~」とさりげなく相談。
何を言っているのかよくわからないけど
「ここからまだ3キロはあるよ。歩いて行ったら死んじゃうよ」
と言ってるようだ。
「バス停は近くにあるかな?」と聞いてみると
「あそこから92番のバスに乗るといいよ」とのこと。
これは良いことを聞いた!
そして92番のバスを待つ。
暑い。
待つ。。。
バスがなかなか来ない。
と言うか、車もあまり走ってないような…。
そんなワイの姿を見かねた食堂のオヤジさんが出てきた。
「もうちょっと待っていろ」
多分そんなことを言っている。
だがバスは来ない。
するとオヤジさん、信号待ちしてるトラックに話しかける。
なんと「このトラックに乗って行け」と言ってるようだ。
ありがとう!オヤジさん!助かったよ!
トラックの運転手も優しい感じの表情の兄さんだった。
なんだか他人の力を借りたヒッチハイクをしたようで楽しい。
ほどなくしてドゥオンラムに到着。
この暑さだと歩いたら確実に倒れてしまいそうな距離ではあった。
水草がたくさん生えていて田舎らしい。
と思ったが、そこまでノスタルジーを感じさせてくれる村でもない。
むしろ「ゴーストタウンですか!?」という雰囲気。
暑さのせいで、全てがやる気がなさそうな雰囲気。
とりあえず寺があるみたいなのでそこを目指す。
そこそこカッコ良い塔が建ってる。
このお寺、なぜか天井が異様に低い。
なんでだろう?
「正直無私」とは良い言葉である。
なぜか道には干し草がたくさん。
牧場で仕事をした時と同じ香りがするけど、牛のエサかな?
牛は見かけなかったけれど。
暴走族の集会。
ではない。
地元の若者にとっては遊びに来る村ではあるのかな?
ハノイからバイクでツーリングするのにちょうど良い距離感なのかも。
楽しそうでええの。
どこに何があるのかよくわからないし、暑さで探す気にもなれず。
本当は村を探検するつもりだったのけれど。。。
もう心と体は村の出口へと向かっているのであった。
村から外に出るとさらに何もない。
こういう雰囲気、嫌いじゃないけど。
むしろ好き。
暑くなければ。
こんな村でもキリスト教徒のお墓があるのか~。
てくてく歩いていると。。。
お金が落ちている!
100ドルは儲かりましたww
バス停に到着したけど…。
バスが来ない。
雰囲気的にも来そうにない。
水も飲み切ってしまい、のどが渇いたのでバス停でお茶のペットボトルを買う。
ほとんど客がいないけど、儲かっているのであろうか?このお姉さん。
30分ぐらいして92番のバスがようやく来た。
そして無事にハノイの旧市街に帰れたのであった。
バスの待ち時間が長いので、かなり余裕をもった計画が必要。
まぁ時間に余裕のある人しかここに来ないだろうけど。
暇つぶしにぜひどうぞ。