テズプルから夜行バスに乗って、スーモに乗り換えてからジロに到着。
それにしてもボロい夜行バスだった。
虫がいたようで、体がかゆくなった。
夜行バスで虫に刺されて体がかゆくなったのは初めて!
さすがインド!
ジロでスーモを降りると、電車の券が買えそうな窓口があったけどなぜか売ってくれなかった。
理由はよくわからない。
のんびりとした雰囲気の町。
山の中でも大きな魚が売っているのはスゴイね!
坂の上からの景色が良い。
普通の家はこんな感じ。
誰かがニワトリを飼っているね。
さて次の日はちょっと離れた「オールド・ジロ」に。
お店も少なくて、ちょっと寂しい雰囲気。
天気は雨。
ワイは雨が大嫌いだけど、どうやらヤギも雨が大嫌いのようだ。
人がいないので店番はネコがするのがオールド・ジロの習慣。
…ではない。
オールド・ジロに来た理由は「田んぼの景色が美しい 」と聞いたので。
確かに田んぼだらけ!
まるで日本の田舎に来たような錯覚に。
田んぼの広大な景色。
なぜか心が癒されるのは、ワイの中にある日本人としてのDNAの仕業か!?
田んぼの中だけでなく、あぜ道にも稲を植えるのがジロのスタイルなのか!?
ときおり大雨が降るような天気の中でも作業をしている人達がいる。
お疲れ様です。
ヤギとたわむれている青年がいたので、写真を撮ろうとしたらわざわざヤギを見せに来てくれた♪
この優しさ、ジロはインドと言うよりもミャンマーに近い印象を受ける。
あ~~、晴れている時に来たかった!
大雨で道が水没している。
道の隅っこをギリギリ歩いて、奇跡的に足を濡らさずに通り抜けることができた。
1人でテクテク歩いていると、ときおり「乗ってく?」と声をかけてくれるバイクの若者たちがいた。
ジロの人々は本当に親切な人が多いな~。
それとも「車に乗るお金がなくて仕方なく歩いている可哀そうな人」と思われていたのかな?
雨が止むと遠くに山々が見える。
やはりアルナーチャル・プラデーシュ州は雨季に来てはダメだ!
乾季に行こう!
このマイペースで仕事をしてる感が素晴らしい。
日本もマイペースで生きていける社会だともっと良い国になるのだけど。
ジロで時々見かける、昔の風習を守りながら生活している人。
なんでも美しい女性が誘拐されないように、このような装飾になったとか。
ジロって昔はなかなか過激な土地だったのね…。
インドでは普通に牛も食堂を利用する。
…わけではない。
アルナーチャル・プラデーシュ州はインドの中で特別に酒税が安い地域。
インドではあまり見かけないお酒屋さんがジロのような小さな町でも何軒かある。
鉄格子で厳重に守られている店構えで酒を買うと、なんだかイケナイ物を買っているようで少しドキドキする。
普段はお酒を飲まないのだけど、安いので買ってみた。
この小さなボトルで80ルピーだったような?
うーん、思い出せない。
旅をしている時はいつも出費を管理しているのだけど、このウィスキーは値段を記録するのを忘れてしまったようだ。
ジロ、というかアルナーチャル・プラデーシュ州はお酒が安いので、お酒が大好きな人はどこかで安い宿を見つけて、そこでひたすら酒を飲みながら沈没するのもいいね。
ウソ!お酒は体に悪いから止めておいた方がいいよ!
でも安い宿を探して見るのがいいのは本当!