○○を飲むと体にいい!とか○○は体に悪い!とかよく耳にするよね。
でもこれって本当なのだろうか?
本屋でも「ココナッツオイルで健康になる! (TJMOOK)」という本の隣に「医者が教える あなたを殺す食事 生かす食事 ココナッツオイルが体を壊す!?」って本が置いてあったりする。
まるでお笑いのような話なのだが一体、何が本当なのだろう?
このような疑問を考えつつ、ネットで見かけたのはこの記事。
「コーヒーをたくさん飲む人は長生き」。これって本当なのだろうか?
本当だとすればコーヒーを昔の人よりもたくさん飲むようになった現代人の方が長生きするのだろうか?
お茶をよく飲む人よりも、コーヒーをよく飲む人の方が長生きするのだろうか?
どうも感覚的にそうは思えない。
それにこの調査は「主に北欧」で実施された。はたして日本人でも同じ効果が出るのか?
思うのは「コーヒーをたくさん飲む人は長生き」と考えながら調べたり、世の中を見ると、あらゆることがそのように見えてきてしまうのではないだろうか?
そして「コーヒーは良い!」と感じながら調査するとこのような結果になってしまうのではないか?
人間というのは世界を自分が見たいようにしか見えない生き物なのだから。
そして調べれば調べるほど、自分にとって都合の良い情報ばかりが集まってきて、考えがさらに強化されて信念にまでなってしまうかもしれない。
これは全員に言えることだけどネットで検索する時は自分とは反対の意見も検索した方がいい。
あまり気持ちの良い作業とは言えないけれど。
ネットにはあらゆる情報が存在しているけど、自分の意見に合った情報ばかり検索して読んでいると自分の頭の中が1つの意見だけで凝り固まってしまう。
自分の中で1つの意見しかない、ってつまらなくない?色々な意見を取り入れたうえで、最終的に1つの意見になるのならまだいいけど。
世界は広いし、色々な意見がある。どんどん自分の中に取り入れていこう!
捨てたり吐き出すのは後からいつでもできるからさ!
あと思うのは「コーヒーをたくさん飲む人は長生き」という調査の結果が出たとしても、本当に原因はコーヒーなのだろうか?
コーヒーは体にいい、と思うから原因がコーヒーにあるように見えるだけなのではないだろうか?
本当はコーヒー自体に長生きする原因はないのかもしれない。
例えばこういう事だ。
- 朝からゆっくりコーヒーを飲める時間のある人が長生きする
- コーヒーをたくさん飲む人の方が、飲まない人よりも経済的に豊かで、経済的に豊かな人の方が長生きする
- コーヒーを飲む人は、飲まない人よりもリラックスできる時間が長い
- カフェに行く時間とお金がある人が長生きする
- 実はコーヒーに入れる砂糖とクリームが体に良かった
- コーヒーを飲む人は、飲まない人よりも社交的で、実はおしゃべりが長生きの秘訣
- コーヒーを飲む人は、飲まない人よりも読書量が多くて、脳への刺激こそが長生きの秘訣であった
などなど、他にも色々と考えられるのではないだろうか?
個人的にはコーヒーで長生きができるとは思わない。むしろ砂糖がたっぷり入ったコーヒーを毎日のように飲むのは体に悪いのでは?と思う。
もともとコーヒーは興奮剤で、火が消えないように見張ってる途中で眠らないために摂取するものだし。
でも時々はコーヒーを飲みながらカフェでゆっくりするのもいいよね。
なんだかコーヒー、コーヒーと書いていたらコーヒーが飲みたくなってきたぞ。
ではゆっくり読書でもしながらコーヒーを飲もうか。