まずは本の表紙を読んでみよう。
「日本政府の赤字が増えていて大変だ!」とニュースやテレビで聞かされていることと全く反対のことを言っている。
MMTとは:独自通貨を持つ国は債務返済のための自国通貨発行額に制約を受けないため、借金をいくらしても財政破綻は起きないと説く経済理論。
要は日本政府はお金を印刷できるのだから絶対に破綻はしないのだ。借金を返す意志がある限り。
そんなこと信じられないって!?
でも麻生さんも前はそう言っていたのだよ。
MMTの本は何冊もあるけど、この本はわかりやすいのでオススメ。
こんな都合の良いMMTなんて理論は信じられない!
と思っている人こそ読んでみよう。
自分の常識や考えを疑うことによって、新しい世界は広がるのだから。
<紹介文>
MMT(現代貨幣理論)は、海外の大物経済学者を巻き込み、論争を起こしてきた異色の経済理論です。日本でも2019年からMMTに関する著作や報道が相次いで注目が高まっています。
本書は、MMT経済理論の概要や構造を図解でわかりやすく解説し、よくある批判と誤解について解答する入門書です。
MMTの名を半端に振りかざした粗雑な議論が増えている今「そもそもMMTとはなんぞや」というところを平易な形で入門者にもわかりやすく解説します。