本の裏にはこう書いてある。
「この世界には、“お金持ちになるための科学”が存在します。それは代数や算数と同じように、れっきとした科学なのです。富を“引き寄せる”過程では、いくつかの法則が働いています。もしそれらの法則を頭に入れて行動すれば、あなたは確実に、富を手にすることができるでしょう」
引き寄せの法則は前に「ザ・シークレット」などでも読んだことがあるのだけれど、あまり信じていない。
信じればリッチになれるのなら信じてみるけど、どうなのでしょう?
本書の最初の方に『この世に存在するすべての物を作っている「思考する物質」があります。』とある。
この時点でなんだか読む気が半減してしまったけど、短い本なので最後まで読んでみた。
でも良いことも書いてある。
『あなたが1番好きなことを仕事にすると1番うまくいく。』
『競争心は捨てなくてはなりません。あなたは創造者です。あなたは競争者ではなく、創造者になるように生まれているのです。』
↑これはちょっと宗教の香りがする文章だったかな?
『自分の意志を押しつけて、他人を思い通りに動かそうとするのは誤りです。精神的な圧力をかけて他人に強要するのは、力ずくで強要するのと同様に非常に不当な行為です。』
『効率の悪い行動が多くて、効率の良い行動が十分でないことが、失敗の原因です。』
↑これはまともで良いこと言ってる!
『自分がやりたいと思うことをするのが人生です。気の進まないことばかりをさせられて、やりたいことができなければ、心から喜びを感じることはできません。』
↑大賛成!!みんな、もっと自由に楽しく生きていこう。
ん?なんだか前向きな気持ちになってきたような…。読んでみてよい本だったかな?