ベートーヴェンが30歳の時に作曲した14番目のピアノ・ソナタ。
「月光」とタイトルがあるけれどベートーヴェンがつけたわけではない。
ベートーヴェンが自分でつけたタイトルは「幻想曲風ソナタ」。
第1楽章が有名なのだけど、紹介するのは第3楽章!
めちゃくちゃカッコいい、ロックな曲!
テンポの速い、迫力ある曲!しかもメロディーは少し影があり美しい。
私がこの曲を聴く前は、ガンズ・メタリカ、などのロックばかりを聞いていた。
しかし、この曲を聴いてから一気にベートーヴェンが好きになってクラシッカーになったのであった。左手のリズムはまるでロックのドラムビート!
ベートーヴェンには「3大ピアノ・ソナタ」と呼ばれている曲がある。
この「月光」もその一つ。残りの2曲は「悲愴」と「熱情」。
この2曲も音楽史に残る素晴らしい曲なので聴くべし!
ベートーヴェンは耳が聴こえなくなる前はピアノの演奏家としてもトップレベルであった。ピアノに「パワー」という要素を入れ始めたのもベートーヴェン。
「鍵盤の魔術師」と言われるホロヴィッツの演奏でお楽しみあれ。
それにしても「月光」というタイトル、ベートーヴェンの意図とは違うのだけど曲の雰囲気にマッチしすぎて違和感をまったく感じさせない。
瞑想的な第1楽章はどこかで聞いたことがあるかも?