同じ宿にいた日本人の青年が「スラム街に行く」と言うので、ワイもついて行くことにした。
スラム街に行きたいな~、とは思っていたけど一人では何となく怖かったので良き出会いとタイミングである。
場所はここ↓
宿の近くから電車に乗ってtayuman という駅で降りた。
駅から3キロほど離れているけど、時間があるから歩いて行ったよ。
途中で見たこちらの線路は電車が走るのであろうか…?
橋の下に家がある!
少しづつスラムに近づいていく予感。
スモーキー・マウンテン、WIKIさんによると
『かつては海岸線に面した一漁村であったが、1954年に焼却されないゴミの投棄場になった。
それ以来、マニラ市内(マニラ首都圏)で出たゴミが大量に運び込まれ、その中から廃品回収を行ってわずかな日銭を稼ぐ貧民(スカベンジャー)が住み着き、急速にスラム化した。
1980年代後半頃から、フィリピンの貧困の象徴として扱われるようになった。
政府は国のイメージが損なわれることを理由に閉鎖を決断し、住民は公共住宅をあてがわれて強制退去させられたが、一部の住民はパヤタス・ダンプサイト(スモーキー・バレー)をはじめとする別の処分場周辺に移住し、従来通りのスカベンジャーとしての生活を続けている。』
スラム街の近くでも立派な教会がある。
フィリピンでの信仰心を感じる。
ここがスラム街の入口みたい。
なんだか怖いのですけど…。まるでお化け屋敷の門のような。
1人だったらかなりビビってたね。
劣悪な環境が目に入る。
スラムの人々は外国人に慣れているのか、とてもフレンドリー。
でも目が野性的というか感情むき出しのするどい光を放っている。
容赦なく吠えてくる犬たちが歩き周っていたので、さらに奥までは探検できなかった。
子供達は無邪気に遊んでいる。
ここでは段ボールが立派なおもちゃのようで、敷物にしたり乗り物にしたりして遊んでいた。
ここがスモーキー・マウンテンだった場所。
昔は自然発火して煙がたっていたそうな。
閉鎖されてからは土をかぶせられて埋まってしまった。でも近くで見るとゴミの断層のようなものが見える。
それにしても自然の力は凄い。今ではまるで森のようになっている。
全てゴミを養分にして育った木なのだろう。
近くでは若者がバスケをして遊んでいる。
フィリピンではバスケが大人気のスポーツで、よく見かける風景。
近くには団地のような建物が並ぶ。
それにしても子供が多い。
ここは幼稚園か!?と思うぐらい。
食堂や売店や散髪屋が並ぶ。
ここはもうスラム的な雰囲気はない。
元気すぎる子供たちが自由に遊んでいる!
さすがに四人乗りで走るの無理でしょ!
このゴム紐を使った遊び、ワイも小学生の時にやったことがある記憶が…。
フィリピンでノスタルジーを感じる瞬間。
カードでゲームしている子供達。
「なんのカードで遊んでるの~?」
みたいな雰囲気をかもし出したら超笑顔でカードを見せてくれた。
ってなんでそんなに素敵な笑顔ができるの!?
今まで見た笑顔でもトップクラスに入る素晴らしい笑顔!
君たちは天使ですか!?
日本のアニメキャラのカードなのが地味に嬉しい。
ふお~、子供たちの笑顔でこちらの心が癒されてしまった。
帰りは乗り合いの「ジプニー」と呼ばれている車に乗ってみた。
料金とかよくわからないので運転手の近くに座る。
でも後方に乗っている新規の客が前にいる乗客にお金をリレーのように渡していくので、運転手の近くに座ってしまうとちょっと忙しい。
それにしても運転手さん、運転しながらお金の計算をして釣銭まで渡すのだから忙しいね!
駅まで行くのかと思っていたけど途中で降ろされた。
まあいいか。
遠くにマニラの高層ビルがそびえ立っているのが見える。
この場所との差はなんなのだろう?
マニラのスラム街「スモーキー・マウンテン」。
人によってはさらに刺激的な体験ができるはず。
どんな体験ができるかはあなた次第!
では良い旅を!