ヨノギ式~幸せになるゾウ

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女性版ラフマニノフ!?ルーツィヤ・ガルータ(1902~1977)

これはまた素晴らしいピアノ協奏曲だ。

ラフマニノフが好きな人にぜひ聴いてもらいたい。

ロシア音楽らしく、ほんのりとした暗さの中に哀愁とロマンティックな響きがある。

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あまり有名ではない作曲家なので、生涯の紹介。

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ルーツィヤ・ガルータは1902年ロシア帝国リガで誕生。

1919年(17歳)から1925年(23歳)、ラトビア音楽学校でヤーセプス・ヴィートリスに師事、ピアニストして活躍。

卒業してから1年間、リガ放送局で仕事を得る。音楽の勉強を続けつつ、音楽学校でもピアノと音楽理論を教える。

1926年(24歳)、パリにてデビュー。

1928年(26歳)、パリのエコールノルマル音楽院にてポール・デュカスから作曲法を習う。そして作曲家・演奏家として活躍する。

1939年(37歳)、ラトビア音楽協会の監督として就任。

翌年の1940年にはラトビア音楽院で作曲と音楽理論を教える。

1960年(58歳)、同学院で教授となる。

病気になってからは演奏活動はやめてしまったが、作曲は続けた。

1977年(74歳)死去。

 

彼女のカンタータ「神よ、あなたの大地は燃えている!」(1943年、詩:アンドレイエス・エグリーティス)はラトビア音楽史の中で重要な位置を占める。

初演録音は第二次世界大戦の戦火の中で行われたが、この録音には録音場所であるリガ教会の外での戦闘音が入っている。ガルータはこの時、聖堂のパイプオルガンを演奏した。

カンタータはソヴィエト政権時代には宗教的・民族的理由により再演が禁止されていたが、1990年、ラトビアの歌の祭典において、1万人以上の合唱団によって復活演奏された。

 

まだまだ探せば隠れた名曲はたくさんありそうだ。

また発見したらこのブログで紹介していきたい。