なぜ楽器としてはメジャーなピアノでなく、オルガンが楽器の王様なのか?
まずサイズがケタ違いにデカい!巨大すぎるだろ!
普通の楽器を越えたスケール。音量も半端ない。
作るのに2年以上もかかるオルガンもあるそうだ。
そしてピアノよりもオルガンの方が音楽の表情が豊かであるから、と言えよう。
まずは鍵盤から見てみよう。
見よ!この階段状になっている鍵盤を!
ピアノでは音色が1種類しかないが、オルガンでは様々な音色を奏でることができるのだ。
しかし、オルガンは鍵盤だけではない。足でも鍵盤を演奏しなければならないのだ!
指で演奏して、同時に足でも低音を演奏する。人間の能力の限界ギリギリまで発揮しなければ演奏できない。
オルガンの足鍵盤がどれだけ凄いのか、次の動画を見て欲しい。
これはバッハの未完の曲。途中で飽きてしまったのか、それとも落書き的にメモしただけなのか。
バッハは当時は作曲家としてよりもオルガン演奏者として有名であった。
「素人が5本の指でも弾けない曲を、バッハなら2本の足で演奏できる」と評判されたぐらい。
この動画を見ると納得できるな。。。
オルガンの曲を聴いたことがないならとりあえず、最も有名なオルガン曲を聴いてみよう。↓
1番有名なオルガン曲 バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」BWV565 - ヨノギ式~幸せになるゾウ
そして、いつかオルガンの生演奏を聴きに行って欲しい。できたら演奏会場でなく教会で。
教会の天まで届きそうな頭上の空間に、オルガンの残響音が鳴り響くあの感覚。
やはりオルガンは教会で演奏されるべき楽器なのだ。