有名な本ではないけれど、タイトルが気になって読んでみたらとても興味深い内容だった。
今の政治、これからの日本の行く末を考えるのに良い判断材料となる。
<内容紹介文>
『緊縮財政は国の死者数を増加させる!
世界恐慌からソ連崩壊後の不況、サブプライム危機後の大不況まで、世界各国の統計を公衆衛生学者が比較分析した最新研究。
不況下において財政刺激策をとるか緊縮財政をとるかは、人々の健康、生死に大きな影響を与える。
世界恐慌から最近の「大不況」までの各国の統計から、公衆衛生学の専門家が検証した最新研究。
長年の論争に、イデオロギーではなく、「国民の生死」という厳然たる事実から答えを導く一冊。
緊縮財政が著しく国民の健康を害して死者数を増加させるうえ、景気回復も遅らせ、結局は高くつくことを論証する。』
政治家はこの本を必読書にしなければいけない。
自分達の判断に人命がかかっている、という責任感が今の政治家にはない。