ヨノギ式~幸せになるゾウ

自由に、楽しく。そういう生き方をしよう。時間的、精神的、経済的に余裕のあるライフスタイル。

「放浪哲学 」~11年かけて130カ国15万㌔の自転車ひとり旅

↓つい最近も自転車で旅をする本を読んだ。

「行かずに死ねるか!」~自転車で世界一周 - ヨノギ式~幸せになるゾウ

今回読んだ「放浪哲学」はなんと世界一周を2回。

著者の中西大輔さんは、大学時代から自転車での旅が大好きで日本を走破。

大学3年生の時に初めて海外で自転車の旅。西海岸のロサンゼルスからニューヨークとアメリカ大陸を横断する。

大学を卒業してから6年間、住宅メーカーで勤務して旅資金700万円を貯める。

1998年6月に日本を出発。

2009年9月までの11年間の旅の記録が書かれている。

「日本アドベンチャー・サイクリスト・クラブ」と言う組織に入っているので、世界のあちらこちらで自転車仲間に助けてもらえるのがなんだか良かった。

やはり共通の趣味を持った人間同士のつながりは強い。

知り合いから知り合いを紹介してもらいながらの旅も良いかも。

旅はアラスカから始まる。前に読んだ「行かずに死ねるか!」でもアラスカから自転車の旅をスタートしていたな。

自転車で旅をするならアラスカからスタートという風習でもあるのだろうか?

私ならまずは近場のアジアの国からスタートして行くと思うけど。

それにしても中西さん、旅の道中で知り合った現地の人の家に泊まったりすることがけっこうあったけど、無事で何より。

初対面の人の家に泊まりに行くのってかなりリスキーでは!?自分ならちょっと怖くて無理かな。。。

アフリカはやはり自転車で旅をするのに1番キツそうだった。

砂地の道を自転車でこいでいくのを想像するだけでも辛そうだ。あと国境でワイロを要求されるのは精神エネルギーをかなり消費しそう。

そしてマラリア。予防接種して抗マラリアの薬を毎日飲んでいたにもかかわらず、感染してしまうという。。。

体の芯は熱くてたまらないのに体の表面は寒くてしょうがない、ってどんな感覚なのだろう?味わいたくはないけれど。

ガーナの宿が70円ってのが気になった。今でも物価が安いのかな?

自転車での旅の本を読んでいて、国境を越える時にビザはどうなっているのかがとても気になるのだが、詳しい説明はあまりなし。

パキスタンとか中国をけっこう気軽に行ってる雰囲気。

今では戦場になっているシリアに行っているのがうらやましい。

エジプトとインドも走破しているのだけど、コメントがほとんどなかった。。。

11年も旅をしているとピラミッドを見ても、インドを体験してもあまり感動しなくなってしまうのだろうか?

あまりにも長期間の旅も考えものかな?

でも日本のパスポートは今では世界最強ランキングなのでみんなもドンドン海外の旅に出よう。