では先ほどの続き
エストニアに実際に行った人の話を、思い出せるだけ書いてみる。
エストニアでは公共サービスの99%がデジタル化されているので、役所に行っても職員がほとんどいなくて、ほぼ無人らしい。
日本もエストニアを見習えば、そうとう人件費を節約できるのではないか?
っでデジタル化されているので瞬時に手続きが終わるのだが、中には瞬時に終わらない手続きもある。
なんだと思う?
それは「離婚」の手続きでした!
これは、勢いで瞬時に手続き完了させないために、職員を通さなければならないとか。
面白いね。何でも早ければいい、ってものでもない。エストニア、ちゃんと考えてるな。。。
ではなぜ、エストニアはこんなにも急激に変化ができたのであろう?
それは国の中心である政治家が若いから!
エストニアの大統領って知ってます?
名前は「ケルスティ・カリユライド」
1918年のエストニア独立以来初の女性大統領で、2016年に46歳という史上最年少の大統領となる。
大統領が女性で40代、って日本では考えられないよね。
ちなみにエストニアには首相もいる。
名前は「ユリ・ラタス」
首相、何歳だと思う?
なんと!驚きの!!40歳!!!
日本で40歳と言ったらまだ若手ですよ!?人によってはオジサンですらない。
どうしてエストニアの政治家がこんなに若いかと言うと、1991年にソ連から独立した時に、今まで政治家だった長老達がこう言ったとか
「わしらは社会主義の政治しか知らない。これからの新しい資本主義の政治は若者に任せる」
そして、みんな引退したのだとか。
最近よく「老害」という言葉を見かけるが、日本も新しく生まれ変わるには若いパワーが必要に違いない。
でも日本の長老たちは元気だし、なかなか引退してくれないだろうな~。
おまけ:
エストニアでは日本でいう「マイナンバー制度」のようなものがあり、生まれた時点でその番号をつけられるとか。人によっては名前よりも早く番号をつけられてしまうという・・・。
それはなんだかちょっと気持ちが悪いな、と思った。