この曲、誰しもが聞いたことがあるであろう。
タイトルを見てもピンとこないと思うが、聞いてみれば「あ~これね」となること間違いなし。
この強烈な開始、一度聴いたら忘れられない印象が残る。
この動画だと分かりづらいけど、教会で演奏されると残音が鳴り響き、まるで宇宙が鳴り響いているよう。
音楽の内容・構成も素晴らしくてまるでストーリーがしっかりとした映画を見ている気分になる。
こんな壮大な曲を10本の指と2本の足を使いたった1人で演奏するのだから、オルガンはもっとも巨大で偉大な楽器だし、この曲を作曲して演奏したバッハは人類史上に残る音楽の天才。
バッハは他にもたくさんのオルガン曲を作曲している。
有名なこの曲は「トッカータとフーガ ニ短調」BWV565なので探す時は注意しよう。間違ってバッハの他のトッカータとフーガを聴いても損することは何もないけれど。
このアルバムに入っている他のオルガン曲も素晴らしく傑作。音楽が好きなら絶対に聴いておくべき。
テレビゲームで言うと「悪魔城ドラキュラ」シリーズの音楽が好きな人なら気に入るかと。
重厚なオルガンの響きをぜひ体験あれ。
音楽なのかそれとも見た目なのか、バッハには真面目で厳格なイメージがある。しかし人間味のあるエピソードも。
それは「4週間の休暇の予定だったのを大幅にオーバーして3ヶ月も休んだ」という事件。
この後にバッハが怒られたのは言うまでもあるまい。。。