君はバッハの「G線上のアリア」を聴いたことがあるか?
とても有名な曲なのでどこかで耳にしたことがあるかもしれない。
この曲は人類史上、最も美しい曲の1つと言っても言い過ぎではないだろう。
4つのパートのみで演奏される曲としては人類史上の最高傑作では?
バイオリンが2パート、ヴィオラ、低音、で構成されている。
美しいメロディーを奏でる第1バイオリン。
その美しいメロディーと対話するようにこたえる第2バイオリン。
バイオリンを支えるヴィオラ。
ひたすら同じリズムをたんたんと刻む低音。
誰一人として同じ動きはしていないのだけれど、完璧に一つになっている。
動画では楽譜と音の動きが同時に見えるようになっている。これで音楽の奥深さを体感できるであろう。
「G線上のアリア」は正確に言うとバッハの「管弦楽組曲第3番の第2楽章アリア」のことである。
これは音楽の奇跡。
このバッハの「G線上のアリア」は映画でも使われている。
「セブン」という映画で、主人公の相方が犯人の真相を知るために図書館で調べ物をするのだが、その時にこの音楽が効果的に流れている。
「セブン」は映画史上、最もショッキングな結末をむかえる映画の1つなので、まだ見たことがないのならぜひ鑑賞あれ。
あまりの衝撃に精神的ダメージを負うかもしれないけれど、そこは自己責任でお願いする。